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プリベントCRが、無溶剤型エポキシ樹脂系防錆・防食塗料として2014年2月6日にNETISに登録(KK-130045-A)されました。
プリベントCRは、わが国古来から伝わる錆転換技術を現代の塗料として蘇らせました。
注:国土交通省は、新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供
を目的として、新技術情報システム
(New Technology Information System:NETIS)を
整備しました。
NETIS(ネティス)は、国土交通省のイントラネット及びインターネットで運
用されるデータベースシステムです。 |
「プリベントCR」は無溶剤型の二液性特殊エポキシ樹脂系防錆・防食剤で、鋼材の錆層に浸透して赤錆部を科学的に安定した黒錆(マグネタイト:Fe3O4)に転換する機能を持たせると共に、エポ
キシ樹脂系の特徴である付着性、耐薬品性、耐水性、耐塩水性等の塗膜特性に優れています。
●石油、ガス、化学プラント等の備蓄タンク・配管設備などの特に塩害対応に有効
●送電用鉄塔や発電所、橋梁の鉄部、工場・体育館などの金属屋根など、あらゆる鉄部の防食
●橋梁の橋脚補強鋼板巻き立て工法時の注入
●船舶、港湾施設等の塩害腐食の防食
●鉄筋コンクリートのクラック補修と内部鉄筋の防食
●作業環境安全性
鉛、クロム等の重金属は含んでいません。
無溶剤型です。キシレン、トルエン等の有機溶剤は含んでおりません。
錆取り作業の簡素化により粉塵の飛散を大幅に減少します。
●接着力と防錆力が良好
コンクリート躯体同士の一体化、鋼錆面との接着力と防錆性の向上を発揮します。
(錆面引張接着強度 34.3Kgf/cu)
●無 収 縮
溶剤等の揮発物は含まれておりませんので硬化時の収縮などのやせを生じません。
●錆転換機能を付与
鋼の錆層に容易に浸透し、錆面を科学的に安定したマグネタイト(Fe3O4)ni転換する機能を持た
せることによって従来の錆止め塗料に比べて防食性能が大幅に向上しました。
●耐久性
硬化後の耐水、耐久、耐薬品性に優れています。
●素地調整が簡単で付着性と防錆性が良好
簡単な3種ケレン程度(全面に工具をあて、劣化塗膜を除去し、鉄素地面の浮き錆はワイヤーブ
ラシで除去する程度とし、油分及びほこりは充分除去する)で付着性と防錆性を発揮するエポキ
シ樹脂塗膜を形成します。
●旧塗膜とのリフティング現象(素地と旧塗膜間の剥離)が起こりません。
通常の塗料は作業性を良くするため、樹脂の溶解性が強い溶剤を多量に含んでいます。そのため
塗膜硬化反応時には溶剤が蒸発、純塗膜分の収縮を起こし、旧塗膜を溶解しやすい等の原因で旧
塗膜とのリフティング現象が起きていました。「プリベントCR」はリフティング現象が起こりま
せん。
●塗装工程の合理化
従来の重防食塗装での補修工事において、作業の工程・工期の短縮が可能になります。
●プリベントCRは2液性特殊変性エポキシ樹脂製ですが、FeプロトFAS(製造販売元:株式会社セラアンドアース)はプリベントCRの原理を錆転換機能付き1液型エポキシ樹脂応急スプレーに活かしたもので、西日本高速道路メンテナンス関西株式会社で主に高速道路トンネル内の点検時に応急補修をするために応用されています。コンクリートの剥落およびひび割れ進行を抑制する強力な接着力を持っています。 FeプロトFASの詳細は、パソコンshiftキーを押しながらクリック願います。
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